HOME — シーフードの産地表示が変わります
TIPS 2026.10.09 ・ 飲食店オーナー向け

2026年7月から、メニューの
シーフードに「産地」の
表示が必要になりました。

オーストラリアで飲食店をされている方へ。2026年7月1日から、メニューで提供するシーフードが「オーストラリア産・輸入・混合」のどれなのかを、お客さまに分かるように表示することが必要になりました。まだ対応できていなくても大丈夫。やることはシンプルです。そのまま使えるCanvaテンプレートも用意しました。この記事で、必要なことだけをわかりやすくまとめてみました。

WHEN 2026年7月1日〜 この日から表示が必要です。
WHO 飲食を提供する店 レストラン・カフェ・テイクアウトなど。
WHAT 産地を A / I / M で メニューに産地を明記します。
出典:オーストラリア政府 business.gov.au「Labelling seafood in your hospitality business」をもとに、Tenth Of Octoberがわかりやすく再構成しました。
WHAT'S CHANGING なにが変わるの?

これは「原産国表示(Country of Origin Labelling)」というルールで、オーストラリア消費者法の一部です。お客さまが注文する前に、そのシーフードがどこ産かを分かるようにする、これだけ。お客さまが「オーストラリア産を食べたいな」と選べるようにするための仕組みです。

01 ・ METHOD

表示のしかたは、3つから選べます。

お店に合うやり方をひとつ選べばOK。表示は英語で、はっきり・正確に書くのがルールです。

A オーストラリア産 Australian
I 輸入 Imported
M 混合 Mixed(豪産+輸入)
方法 1 アルファベット1文字(A / I / M)

いちばん手軽な方法。料理名のうしろに (A) (I) (M) をつけ、メニューのどこかに「凡例(A=豪産…)」を入れます。混合料理は、食材ごとに (A)(I) を分けて書いてもOK。

方法 2 言葉で書く(Australian / imported / mixed)

記号ではなく言葉で書く方法。この場合、凡例は不要です。料理名のうしろに添えても、料理名の中に入れてもOK(例:Grilled Australian barramundi)。

方法 3 お店全体でひとこと宣言する

使うシーフードが全部オーストラリア産、または全部輸入のどちらかなら、1品ずつ書かずに「当店のシーフードはすべてオーストラリア産です」と1か所に掲示すればOK。※豪産と輸入が混ざるお店はこの方法は使えません。

02 ・ EXAMPLE

メニューに書くと、こうなります。

方法1(A / I / M)で書いた例です。下の凡例とセットで使います。

SEAFOOD
Grilled barramundi (A)
Steamed NZ mussels, garlic & white wine (I)
Pad thai with prawns & squid (M)
Pad thai with prawns (A) and squid (I)
(A) Australian ・ (I) imported ・ (M) mixed
03 ・ SCOPE

どの料理に必要? いらないものは?

「シーフードの料理だよ」とメニュー名や説明でうたっているものが対象です。逆に、わき役レベルのシーフードは対象外。

✓ 表示が必要
  • 魚・うなぎ
  • えび・カニ・ロブスターなどの甲殻類
  • 牡蠣・ムール貝・ホタテなどの貝類
  • ウニ・ナマコなどの水生生物
  • キャビア・魚卵(いくら等)
※ 海水・淡水は問いません。fish & chips や塩こしょうイカなど、名前でシーフードと分かるものが対象。
— 表示はいらない
  • シーフードとうたっていない料理(例:少量のアンチョビ入りピザ)
  • 液体・粉末(フィッシュソース、だし、海老油など)
  • 常温保存できる加工品(ツナ缶、かつお節、シュリンプペースト)
  • チャリティ・募金イベントでの提供
  • 注文から24時間より後に出すもの(要予約コースなど)
※ 迷ったら、お住まいの州の消費者保護機関に確認を。
04 ・ STICKERS

仕入れが急に変わったら、ステッカーでOK。

「いつもは豪産イカだけど、今週だけ輸入に…」そんなとき、メニューを刷り直す必要はありません。元の表示の上に (I) のシールを貼るか、レジに「仕入れの都合で◯◯は輸入です」と掲示すればOK(オンラインメニューだけは更新を忘れずに)。表示は (A) (I) (M) のように、メニューと同じカッコ書きでそろえます。

(A) (I) (M) (A) (I) (M)
点線でカットして使います
FREE TEMPLATE (A) / (I) / (M) ステッカーシート

ステッカーシートに印刷して、点線でカットして使うフォーマットです。メニューと同じ (A) (I) (M) のカッコ書きにそろえてあります。仕入れが変わったときの“応急処置”にどうぞ。

05 ・ CHECKLIST

これだけやればOK。

上から順にチェックしていけば準備は完了です。

01
対象の料理があるか確認する シーフードとうたっていて、注文から24時間以内に出す料理が対象。
02
仕入れ先に「産地」を確認する 請求書・納品書・パッケージで産地をチェック。不明なら書面でもらう(仕入れ先は書面で答える義務あり)。
03
表示方法を1つ選ぶ A/I/M ・ 言葉で書く ・ お店全体で宣言、のいずれか。
04
紙メニュー・看板・オンラインを更新する テイクアウトメニューやデリバリーアプリの表示も忘れずに。英語ではっきりと。
05
仕入れ変更に備えてステッカーを用意する 上のテンプレートを印刷しておけば安心。
06
スタッフに共有する 表示の意味をお客さまに説明できるように。
07
産地の記録を3か月保管する 最後に提供した日から3か月。請求書や写真でOK。求められたら提示。

この記事は、オーストラリア政府サイト business.gov.au の「Labelling seafood in your hospitality business」の内容を、飲食店オーナー向けにわかりやすく要約したものです。正式なルールや最新情報は必ず公式サイト・原文ページでご確認ください。個別のご相談は、お住まいの州の消費者保護機関へ。

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産地表示に対応したメニュー・看板のデザインも承っています。今のメニューの写真を送ってもらうだけでもOK。日本語でお返事します。

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