SUPA BĀGĀ ができるまで。
「バーガー」と怪獣の「ガー」から生まれたロゴ
メルボルン・サウスバンクにオープンした日本のバーガーショップ「SUPA BĀGĀ」。ドット絵の怪獣が「ガー」と叫ぶロゴは、どのように生まれたのか。構想の段階から、チームで方向性を固め、3つの案からロゴを選び、店舗のツールに広げるまでを、没になった案も含めて振り返ります。
メルボルン・サウスバンクにオープンした日本のバーガーショップ「SUPA BĀGĀ」。ドット絵の怪獣が「ガー」と叫ぶロゴは、どのように生まれたのか。構想の段階から、チームで方向性を固め、3つの案からロゴを選び、店舗のツールに広げるまでを、没になった案も含めて振り返ります。
プロジェクトの起点は、Sara Craft Ramen & Bar のシェフでもある Ryo Northfield 氏の「日本のバーガーショップをつくりたい」という構想でした。長年温めてきたその想いを聞き、日本のバーガーを味わえる場所をこの街につくることに、私自身も強く惹かれたことを覚えています。
初期段階では、コンセプトはまだ流動的でした。ブランドストラテジストであり共同オーナーの Richard Wu 氏とのミーティングでは、ウェルネススタジオとのスペースシェアや、抹茶とウェルネスの掛け合わせなど、幅広い可能性を検討しました。
その後、Glamorazzi の CEO でありマーケティングストラテジストの Roslyn Foo 氏によるマーケティング戦略が加わり、ブランドの方向性と、色の方向性が定まりました。
チーム全員が共有していたのは、スリークでシンプル、モダンでありながら日本らしい魂を宿したブランドであること。90年代のレトロな空気は取り入れつつも、懐古的になりすぎず、アメリカンダイナーとも一線を画すことが条件でした。
ひとつの方向性として、レトロゲームの世界観をモダンに再構築できないかと考え、スケッチを始めました。
ミーティングの中で気づいたのが、音の重なりです。SUPA BĀGĀ は「スーパーバーガー」を日本語の発音で表したもの。そして日本語では、怪獣の鳴き声を「ガーガー」「ガオー」と表現します。この音は、ビジュアルアイデンティティの核(DNA)として機能するかもしれない。そう気づいたときのワクワクした感覚を、今でも覚えています。
Āの長音記号(マクロン)は、日本語の発音の目印であると同時に、怪獣の叫びでもあります。マークをよく見ると、怪獣の頭と、バンズにはさまれたバーガーの2つのシルエットが重なっています。
最初の提案では、方向性の異なる3つのロゴ案を用意しました。色もオレンジだけでなく、ブルーや赤にも広げて検討しています。
Design A(オレンジ):90年代の日本のノスタルジー、レトロゲームや怪獣をモダンに再構築した案。ドット文字とマクロンで「ガー」を表現し、ドット柄のパターンやアイコンで世界観を広げます。
Design B(ブルー):招き猫やたぬきのように、日本で昔から親しまれてきたモチーフの気配をまとった、ふたりのマスコットの案。シンボルはバーガーの形と頭文字の「B」をひとつにしたもので、マスコットとともに白銀比(1:√2)、いわゆる「大和比」でプロポーションを整えています。
Design C(赤):カッコ「( )」を、横から見たバーガーに見立てた案。カッコの中には「日本×バーガー」「抹茶×バー」「90年代J-POP×モダン」のような、相反するふたつを組み合わせるという考え方を込めました。書体は90年代から2000年代初めの平成ゴシック、比率は白銀比。カッコは、同じ時代の日本のネット文化を象徴する顔文字(^-^)にもなります。
提案では、ステンレスのカウンターを備えたスリークな空間にロゴを置いたモックアップも用意しました。食のお店なので、ビビッドなオレンジは食欲をそそり、ステンレスやスリークな空間にもよく映えます。ブルーや赤も検討したうえで、チームは満場一致でオレンジに立ち返り、1案目のピクセルのロゴが選ばれました。
ドット柄のパターンやサブアイコンを開発し、メニュー、バーガーの包装紙、開封シール、ドリンク用シール、紙袋、カップキャリア、スタッフTシャツまで、一貫した世界観で展開しました。
日常の使用ではクリーンに、キャンペーンやSNSではドット絵や質感でノスタルジーを強めるなど、場面に応じて強弱をつけられるシステムです。
ロゴ、カラー、書体、使用ルールをまとめたオンラインのブランドガイドを納品しました。ロゴデータのダウンロードに加え、AIで制作する際もブランドに沿うためのプロンプトを用意しています。チームのだれもが、同じルールでブランドを使い続けられるようにするためです。
プロジェクトはチームで進めました。2026年10月には、メルボルンのメディア Broadsheet Melbourne でもお店が紹介されました。
今、ビビッドなオレンジとピクセルの怪獣が、店舗のツールやSNSの中で生き生きと動いているのを見るのが、何より嬉しいです。
完成したロゴ、パッケージ、メニューのギャラリーはこちら。
「どのプランがいいかな」「これって頼めるの?」くらいの気持ちで大丈夫です。お店の写真やURLを送ってもらうだけでもOK。日本語でお返事します。
LINEで相談する →メルボルン・サウスバンクにオープンした日本のバーガーショップ「SUPA BĀGĀ」。ドット絵の怪獣が「ガー」と叫ぶロゴは、どのように生まれたのか。構想の段階から、チームで方向性を固め、3つの案からロゴを選び、店舗のツールに広げるまでを、没になった案も含めて振り返ります。
プロジェクトの起点は、Sara Craft Ramen & Bar のシェフでもある Ryo Northfield 氏の「日本のバーガーショップをつくりたい」という構想でした。長年温めてきたその想いを聞き、日本のバーガーを味わえる場所をこの街につくることに、私自身も強く惹かれたことを覚えています。
初期段階では、コンセプトはまだ流動的でした。ブランドストラテジストであり共同オーナーの Richard Wu 氏とのミーティングでは、ウェルネススタジオとのスペースシェアや、抹茶とウェルネスの掛け合わせなど、幅広い可能性を検討しました。
その後、Glamorazzi の CEO でありマーケティングストラテジストの Roslyn Foo 氏によるマーケティング戦略が加わり、ブランドの方向性と、色の方向性が定まりました。
チーム全員が共有していたのは、スリークでシンプル、モダンでありながら日本らしい魂を宿したブランドであること。90年代のレトロな空気は取り入れつつも、懐古的になりすぎず、アメリカンダイナーとも一線を画すことが条件でした。
ひとつの方向性として、レトロゲームの世界観をモダンに再構築できないかと考え、スケッチを始めました。
ミーティングの中で気づいたのが、音の重なりです。SUPA BĀGĀ は「スーパーバーガー」を日本語の発音で表したもの。そして日本語では、怪獣の鳴き声を「ガーガー」「ガオー」と表現します。この音は、ビジュアルアイデンティティの核(DNA)として機能するかもしれない。そう気づいたときのワクワクした感覚を、今でも覚えています。
Āの長音記号(マクロン)は、日本語の発音の目印であると同時に、怪獣の叫びでもあります。マークをよく見ると、怪獣の頭と、バンズにはさまれたバーガーの2つのシルエットが重なっています。


最初の提案では、方向性の異なる3つのロゴ案を用意しました。色もオレンジだけでなく、ブルーや赤にも広げて検討しています。
Design A(オレンジ):90年代の日本のノスタルジー、レトロゲームや怪獣をモダンに再構築した案。ドット文字とマクロンで「ガー」を表現し、ドット柄のパターンやアイコンで世界観を広げます。

Design B(ブルー):招き猫やたぬきのように、日本で昔から親しまれてきたモチーフの気配をまとった、ふたりのマスコットの案。シンボルはバーガーの形と頭文字の「B」をひとつにしたもので、マスコットとともに白銀比(1:√2)、いわゆる「大和比」でプロポーションを整えています。


Design C(赤):カッコ「( )」を、横から見たバーガーに見立てた案。カッコの中には「日本×バーガー」「抹茶×バー」「90年代J-POP×モダン」のような、相反するふたつを組み合わせるという考え方を込めました。書体は90年代から2000年代初めの平成ゴシック、比率は白銀比。カッコは、同じ時代の日本のネット文化を象徴する顔文字(^-^)にもなります。


提案では、ステンレスのカウンターを備えたスリークな空間にロゴを置いたモックアップも用意しました。食のお店なので、ビビッドなオレンジは食欲をそそり、ステンレスやスリークな空間にもよく映えます。ブルーや赤も検討したうえで、チームは満場一致でオレンジに立ち返り、1案目のピクセルのロゴが選ばれました。
ドット柄のパターンやサブアイコンを開発し、メニュー、バーガーの包装紙、開封シール、ドリンク用シール、紙袋、カップキャリア、スタッフTシャツまで、一貫した世界観で展開しました。
日常の使用ではクリーンに、キャンペーンやSNSではドット絵や質感でノスタルジーを強めるなど、場面に応じて強弱をつけられるシステムです。



ロゴ、カラー、書体、使用ルールをまとめたオンラインのブランドガイドを納品しました。ロゴデータのダウンロードに加え、AIで制作する際もブランドに沿うためのプロンプトを用意しています。チームのだれもが、同じルールでブランドを使い続けられるようにするためです。
プロジェクトはチームで進めました。2026年10月には、メルボルンのメディア Broadsheet Melbourne でもお店が紹介されました。
今、ビビッドなオレンジとピクセルの怪獣が、店舗のツールやSNSの中で生き生きと動いているのを見るのが、何より嬉しいです。
完成したロゴ、パッケージ、メニューのギャラリーはこちら。
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「どのプランがいいかな」「これって頼めるの?」くらいの気持ちで大丈夫です。お店の写真やURLを送ってもらうだけでもOK。日本語でお返事します。
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